仏壇の処分はどうするのがいいの?

Last Updated on 2024年5月15日 by aquase

仏壇に対する意識の変化

日本で仏教で故人を弔うなら仏壇を自宅に用意するのが一般的です。
しかし、今の時代は家もマンションやコンパクトになっているので邪魔になってしまうことも多いです。

最近では一式すべてそろった仏壇よりも、欠かせない中心となる部分だけのタイプも主流になってきています。
とはいっても先祖代々継承されてきたものなので、大きなサイズという方もまだまだ多いです。

しかし理由があって手放さなくてはならない、もしくは新しく買いなおしたいという方もいるはずです。
そんな時に頭を悩ませてしまうのが処分の方法です。

仏壇の処分ってどうする?

処分方法を耳にしたことはないほうが多いでしょう。
処分することがないと前提があるので、いざその時が来ても情報がないのが困ったところです。

ただいくつかの処分方法はあります。
まず買取ですが一般的なものでは対象になりません。
というのも一人ひとりのためのものですし、大量に存在するものなので貴重価値もありません。

そのため買取ではなく処理の代行として処分費を払ってであればお願いできる業者もいます。
この時には故人の魂の戻るところですから処分する前に儀式を済ませておく必要があります。

魂抜きや閉眼供養などの儀式を行う

寺によって呼び方は異なりますが、一般的に魂抜きや閉眼供養などと呼ばれています。
これを終えてから処分することが重要です。

また、まれに歴史的価値のある古いものもあり、それには美術的な価値がある場合は買取の対象になることがあります。
その時は値が付きますが、江戸時代以前など相当の歴史があるものに限られます。

仏壇を処分ではなく買い替えと考えている方なら、新しく購入する仏壇店に相談するのも良いでしょう。
新しく購入すると同時に古いものを引き受けてくれることが多いです。

仏壇専門店に相談する

この時に魂を新しいものに移すための儀式の手配なども一緒に頼めることも多いので効率的に切り替えができるでしょう。
光雲堂などは専門知識を持っているので取り扱いも信頼がおけますので、丁寧に運んで処分してもらえます。

このように方法もいろいろとありますが、気持ちを込めて正しく処分したり買い替えをしないといけないので、情報を前もって集めたりして計画的に進めていくことがおすすめです。

今の時代に合った小さな仏壇もあるので、自分が心を込めて扱えるものを選ぶようにすると良いでしょう。
その方が長い目で見ると、いつも心に留めておくことができますし、長くそばにおいておけて安心です。
一番大切なのはどんな時も、真心こめて扱うことです。