Last Updated on 2024年5月15日 by aquase
「エスコ事業って何か知りたい」
「会社、あるいは自宅の光熱費の削減を考えている」
「エスコシステムズさんの事業内容について詳しく知りたい」
エスコと呼ばれる言葉を聞いたことがある人は多いかもしれません。
水道や光熱費などのエネルギーコストを最新の設備を上手に導入し活用することによって削減し、そこで節約できた費用の範囲内で設備投資の費用を賄う手法のことを指しています。
省エネ設備を導入することで削減できるコストの中から、省エネ設備の導入費用を捻出することから、実質初期投資0で経費の節減ができるといった優れものです。
最初から支払っていた水道光熱費の費用の一部分を設備の投資に回すだけであることから、新しい設備のために新しく予算を組む必要もなく、設備導入のハードルはかなり低くなることがわかります。
近年ではSDGsと言う言葉が新聞をにぎわせていますが、省エネ設備を導入する事は、低炭素社会の実現にもつながることから、社会的にもかなり意義の高い取り組みであることがわかります。
ESCO事業とは？エスコシステムズさんに聞く
ESCO事業とは省エネルギー改修にかかる費用を改修後の光熱費の削減分で賄う事業のことをさしています。
初期費用がかからずハードルが低くなることが大きなメリットです。
実際にエスコシステムズさんなどのESCO事業を利用することでどれぐらいの効果が見込めたのかというと、奈良にある介護施設を例にしてあげてみましょう。
この介護施設では、水道とガス、電気などのエネルギーコストを、総合的にコンサルタントしてもらった結果、なんと5年間で8000万円を超えるコストの削減に成功したのです。
この介護施設ではエネルギーコスト削減のための取り組みがほぼ手付かずの状態だったため、大きな効果を得ることができました。
電気に関しては、LED照明の導入がなされておらず、空調の稼働率が運転率も最適化されていなかったため、大幅な改善余地が見込めました。
水道料金に関しては、水道流水量の見直しや移動掘削を実施することで、大きな削減余地があったのです。
ガスはルート見直しにより改善され、その他コストとしては通信機器やOA機器、介護用品購買ルートの見直しを行いました。
エネルギーコストを削減する方法
企業の中には水道光熱費削減の取り組みにしっかり取り組んでいるという企業も多いかもしれませんが、実際にエネルギー診断をすると、多くは4割程度の取り組み状況になっているのが実情です。
つまりまだまだ削減の余地があると言う結果になるケースが多いです。
契約単価の見直し
エネルギーコストを削減する方法にはいくつかの方法がありますが、その1つが契約単価の見直しです。
電気やガスの契約先を見直したり、現在契約している先との価格交渉が挙げられます。
電気と都市ガスに関しては、数年前から自由化が始まるたため、契約先の見直し、契約単価の交渉することで、よりお得に利用できる環境が整いつつあります。
プロパンガスは契約書の内容がこれまで見直されていないケースがほとんどであり、契約内容を確認すると、より有利な条件で契約できるところも見られます。
見直しにより30%以上もの削減に成功に至っています。
設備の見直し
2つ目に設備の見直しが挙げられますが、身近な例としては照明のLEDや空調の更新、電熱交換器の導入、節水システムの導入などが挙げられます。
照明のLEDに関しては、照明にかかる電気代がなんと78%カットできた事例もあるのです。
空調の更新に関しては、10から15年程度でなされることが多いものの、10年前と現在の空調家を比べると、かつ省エネ効率は全く異なるのです。
電熱交換器と呼ばれるものは換気設備の一緒に当たりますが、換気の際には内部の空気の熱を外気に転換して空調効率を上げます。
具体例をあげると、冬場に外の冷たい空気を内部の空気の熱で温めて室内に入れることにより、空調機の無駄な稼働を抑えることができます。
節水システムは、水の勢いをそのままにして、放出する水量を減らすことで使用量を減らす仕組みになります。
ためるのではなく掛け流しで利用される箇所に効果が期待できるでしょう。
使い方の見直し
最後に3つ目には使い方の見直しです。
従業員それぞれに節電や節水意識をしっかり持ってもらうことも見直しの1つと言えるでしょう。
一人ひとりの意識が高まれば、大きなエネルギーコストの削減につながるのです。
あまりにもやりすぎてしまうとモチベーションも下がってしまうため十分な注意が必要です。
ここで最新のITを駆使した上で、空調や照明、関係を自動制御システムを取り入れることで、電気代の村や無駄を省く方法があります。
まとめ
エネルギーコストをいかに下げられるかどうかが非常に重要だとわかりますが、エネルギーコストはコスト削減を行ったからといっても、品質は落ちる事はありません。
これは1つの大きな特徴であり、電気代の単価が下がったからといって、電気が止まることもないのです。
内容や質を落とすことなく経費の削減ができる事は、エネルギーコストならではとも言えるでしょう。
がんばって節約に取り組んでいると言う企業でも、大きな効果が見込めることから、まずは無料で行われるエネルギー診断などから始めてみると良いでしょう。
